ボーイングは現地時間9月28日、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)に同社向け70機目の777となる777-300ER型機を引き渡したと発表した。キャセイパシフィック航空はアジアで777を最も多く導入している。
今回の受領分は53機目の777-300ERで、今年4月には50機目の同型機を受領している。同社の777は777-300ERのほか、777-300を12機、777-200を5機導入。777の後継機、777Xのうち777-9X型機を21機発注済みで、777Xのローンチカスタマーの1社となっている。
同社の777-300ERは340席(ビジネス40席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー268席)と275席(ファースト6席、ビジネス53席、プレミアムエコノミー34席、エコノミー182席)。777-300はビジネス42席、エコノミー356席の計398席で、777-200にはビジネス42席、エコノミー293席の計335席を設定している。
キャセイパシフィック航空は1992年5月、777-200を4機発注。1996年5月に同社向け初号機となる同型機を受領している。
関連リンク
Boeing
ボーイング・ジャパン
キャセイパシフィック航空
・キャセイパシフィック航空、50機目の777-300ER(15年5月7日)
・キャセイパシフィック航空のA350 XWB、最終組立順調 16年納入(15年7月9日)