スカイマーク、欧州からの借り入れ否定

　スカイマーク（SKY）は8月9日、日本経済新聞が同日報じた欧州の銀行からの借り入れについて否定した。

スカイマークの塗装が施されたA380の模型と西久保社長（右）＝11年6月 PHOTO: Sylvain Ramadier/Airbus

　日経はSKYが欧州の銀行からエアバスA380の購入資金の一部として最大500億円規模の米ドル建て借り入れを行うと報道。これに対し、SKYは銀行から現金を直接借り入れる予定はないと否定した。

　SKYはA380を6機発注済みで、投資予定総額は約1500億円。このうち2機をファイナンスリースでの導入を予定している。仏COFACE（フランス貿易保険会社）と英ECGD（英国輸出信用保険局）、独HERMES（ヘルメス信用保険会社）からは、このファイナンスリースに対して保証を受ける。

　A380の導入は2014年7月を予定。成田－ロンドン、ニューヨークなどの長距離国際線への就航を計画している。

【お知らせ】
読者の方より「ファイナンスリースも税法上は借入ではないか」とのご指摘をいただきました。本件はご指摘通りで、SKYが「借り入れる予定はない」としているのは、金融機関から現金を借りる予定はないという意味です。この点について第2段落目の末文を補足しました。（2012年8月10日 10:40 JST）

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