エアライン — 2015年9月12日 06:01 JST

キャセイパシフィック航空、欧州路線強化 16年6月マドリード就航

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 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は2016年6月から、香港-マドリード線の運航を週4往復で開始する。両都市間の直行便は初めて。

香港-マドリード線を開設するキャセイパシフィック航空=13年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運航機材はボーイング777-300ER型機で、ビジネス40席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー268席の計340席。火曜と木曜、土曜、日曜に運航する。

 夏ダイヤの場合、CX315便は香港を午前0時45分に出発し、マドリード着は午前8時45分。CX320便はマドリードを午後0時25分に出発し、香港には翌日の午前7時5分に到着する。冬ダイヤではマドリード着が35分、マドリード発が1時間5分早まる。香港の発着時間は変更しない。

 現在、同社はスペイン路線を運航していない。香港からマドリードに向かう場合、ドーハで乗り継いでカタール航空(QTR/QR)を利用する。

香港-マドリード線の路線図(Aviation Wire作成)

 同社は2014年12月に香港-マンチェスター線、今年3月にはチューリッヒ線、9月1日からはデュッセルドルフ線を開設するなど、欧州路線の強化を図っている。

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