日本政府観光局(JNTO)が8月19日に発表した訪日外客数2015年7月推計値によると、訪日客数は前年同月比51.0%増の191万8400人で、単月の過去最高を記録した。1月から7月までの累計で1100万人を突破し、過去最速のペースで推移している。出国日本人数は6.7%減の132万人だった。
これまでの最高記録は今年4月の176万4691人で、15万人以上上回った。7月の最高記録は2014年の127万48人で、65万人近く上回っている。月間の訪日客数は、2014年3月から1年5カ月連続で100万人を突破。JNTOが「重点市場」と定める20の国・地域中、ロシア以外の19市場で7月の過去最高を記録し、このうち中国など計4市場で、単月の過去最高を記録した。
過去最高の1341万3600人が訪日した2014年は、10月に1100万人を突破していた。
JNTOでは今回の結果について、夏の旅行シーズンに向けての訪日プロモーションが奏功したと分析。新路線の就航や既存路線の増便などによる需要増、ビザ免除、クルーズ船の寄港増加なども要因に挙げている。
方面別に見ると、アジアでは
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