エア・ドゥ(ADO/HD)は8月19日、現在2機残ったボーイング737-500型機(126席)を、2016年1月中旬に退役させることを明らかにした。定期便の運航は年末年始期間中までとなる見込み。同時に後継の737-700(144席)を2機導入して9機体制にし、置き換えを終える。
現在残っている737-500は、登録番号JA300KとJA8595の2機。2016年1月上旬の繁忙期まで運航し、中旬に退役させる。
後継となる2機の737-700は、ANAホールディングス(9202)からのリース機で、8号機を今年12月、9号機を2016年1月に導入する。9機の737-700が揃うことで、2012年10月から進めてきた737の更新は完了する。
エア・ドゥでは737-500のうち、2機を特別塗装機として2014年まで運航していた。同社初の特別塗装機として就航した、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」を機体に大きく描いた「ベア・ドゥ号」(JA8196)は2014年3月14日に、同じく特別塗装の「ベア・ドゥ ドリーム号」(JA305K)は同年11月30日に退役している。
一方、737-700は2012年10月28日から導入。初号機(JA01AN)は、元全日本空輸(ANA、9202)の「ゴールドジェット」塗装機だった。
エア・ドゥは737のほか、767-300を2機、767-300ERを2機の計4機の767を運航している。座席数は286席と288席、289席の3仕様となっている。
関連リンク
エア・ドゥ
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