エアバスは8月6日、新日鉄住金(5401)とチタンや鉄鋼製品について、協力関係の拡大に向けた覚書を締結したと発表した。チタンと鉄鋼製品の開発・供給に関して、両社で長期的なビジネスの機会を探る。
両社の直近の動きとしては、1月に純チタンシートの供給契約を更新。5年間契約を延長した。今回新たに覚書を結ぶことで、エアバスは新日鉄住金との協力関係を強化し、チタンと鉄鋼材料に関するビジネス拡大や研究促進を図る。
覚書は仏トゥールーズのエアバス本社で締結。新日鐵住金の松木教彰チタン・特殊ステンレス事業部長と、エアバス・グループのオリヴィエ・コーキール材料部門会長、エアバスのラファエル・デュフロ金属鍛造・鋳造調達責任者の間で交わされた。
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