全日本空輸(ANA)は7月27日、国際線のうち欧米路線の日本発便の機内食で、新たなコラボレーションメニューを開始すると発表した。ビジネスクラスの目的地到着前のアラカルトメニューで、9月から湯河原温泉の旅館「石葉(せきよう)」の朝食をイメージした和食を、12月からは「マンダリン オリエンタル 東京」のフレンチレストラン「シグネチャー」のメニューを選べるようにする。
石葉とのコラボレーションメニューは、9月から11月まで提供。しらすごはんと金目鯛の煮付け、厚焼き玉子など、石葉の朝食メニューをイメージ。シグネチャーとのメニューは12月から来年2月までで、メニューは後日発表するという。いずれも到着前のアラカルトメニューのひとつとして選べる。石葉は「ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2012」で2つ星を初めて獲得し、シグネチャーは「ミシュランガイド東京 2008」創刊から5年連続で1つ星を獲得している。
また、ファーストクラスで6月から提供している「ピエール・エルメ・パリ」によるデザートを9月から新メニューに変更するとともに、 ビジネスクラス向けのデザートを用意。1回目の食事のデザートとして提供する。ファーストクラスでは3種類のメニューから選べ、ビジネスクラスは毎月1種類ずつ、月替わりで用意する。
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