日本航空(JAL/JL、9201)は7月27日から、羽田空港国内線第1ターミナルの保安検査場の待ち時間を、スマートフォン用アプリで案内するサービスを開始する。同種のサービスの提供は、国内では初めて。
第1ターミナルでJALグループ便の乗客が利用する4カ所の保安検査場の混雑状況を数値化し、リリース済みの無料アプリ「JAL Countdown(JALカウントダウン)」で情報を提供。午前5時30分から午後8時まで提供する。
当日の羽田出発便を予約済みの場合、アプリ内に「保安検査待ち時間」アイコンを表示。タップして待ち時間を表示して使用する。便を手動で選択した場合でも表示する。
日立製作所(6501)の協力を得て、人の流れを検知する技術とクラウドサービスを活用。待ち時間を計測するシステムを新たに開発した。保安検査にかかる待ち時間を、乗客自身のスマートフォンで確認してもらい、待ち時間のストレスを軽減するという。
JALカウントダウンの動作環境は、iOS版がiOS 6以上搭載のiPhone、アンドロイド版がAndroid OS 2.3以降を搭載した機種。iOS版はApp Storeから、アンドロイド版はGoogle Playからそれぞれ無料でダウンロードできる。
JALは同アプリを、米アップルのスマートウォッチ「Apple Watch(アップルウォッチ)」やAndroid版スマートウォッチ「Android Wear」向けにも提供している。
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スマートフォン用アプリ「JAL Countdown」(日本航空)
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