空港, 需要, 需要実績 — 2015年7月21日 06:00 JST

関空15年上期、訪日客58%増で過去最高 日本人は減少続く

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 新関西国際空港会社は、関西空港と伊丹空港の2015年暦年上期(1月1日から6月30日まで)と6月単月の実績を7月17日に発表した。関空の総旅客数は、半期・上期として過去最高の1096万1349人(前年同期比19%増)を記録。国際線と国内線の旅客と貨物便を合わせた総発着回数も、同じく過去最高の7万6816回(同12%増)となった。

 中国などアジアを中心とした国際線の増便が発着回数を押し上げ、訪日客の増加が奏功した。新関空会社では、上期の伸び率が下期も続いた場合、年間の総発着回数は約15.9万回と予想。年間旅客数は約2320万人となり、国際線旅客数約1600万人のうち、外国人旅客が約1000万人を占めるとみている。

関空上期

中国を中心に訪日客が大幅に増えた関西空港=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 通過旅客を含む国際線と国内線の総旅客数の内訳は、国際線が前年同期比21%増の755万7899人で、国内線は14%増の340万3450人だった。

 国際線のうち、外国人旅客は58%増の457万9900人と大幅に増加。日本人旅客は8%減の290万6383人で、訪日外国人客が日本人旅客を大きく上回った。

 新関空会社が法務省の出入国統計(1-4月分)から算出した、関空発着の国際線で出入国した外国人客の国籍別伸び率は、中国人が前年同期比2.3倍でトップだった。2位は51%増の韓国人で、3位が


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。