エアライン — 2015年7月10日 08:05 JST

ANA、社会起業家支援プログラム SNSでシェアして寄付

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 全日本空輸(ANA/NH)は7月9日、社会起業家を支援する「BLUE WINGプログラム」を開始した。ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)のネットワーク組織、米アショカの日本支部「アショカ・ジャパン」と協力するもので、航空券を提供する輸送協力や、利用者からのマイルの寄付などで支援する。期間は2016年7月8日までの1年間。

BLUE WINGプログラムで社会起業家を支援する仕組み(ANA提供)

 2回目となる今回は、社会起業家を新たに3人追加。前回同様、5人を支援する。前回は英語版のみだった専用プログラムサイト「BLUE WING」の日本語版も立ち上げ、Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)のアカウントも作成した。

 また、ANAマイレージクラブ(AMC)会員を対象に、マイルでの支援も開始。1口3000マイルから寄付を受け付ける。1マイルは1円に相当する。BLUE WINGの記事をSNSでシェアすると、1シェアにつき15円相当を社会起業家に還元。BLUE WINGを経由して航空券を購入すると、運賃の1%相当額も還元する。

 マイルの寄付は8月10日まで、BLUE WING経由の航空券購入は8月下旬から実施予定。

 支援を受ける社会起業家は、携帯電話を使用した医療支援や、発展途上国向けの耐震住宅建設のための訓練実施、サッカーを通じてのホームレス支援などを実施。自身の活動状況をBLUE WINGやSNSなどで発信する。

 1回目のBLUE WINGプログラムは、2014年2月から半年間実施。航空券購入や記事のシェアのほか、支援したい活動に「いいね!」で投票し、50セントを還元する「Vote(ボート)」を実施していた。

 アショカが輩出した社会起業家は、グラミン銀行(バングラデシュ)の創設者、ムハマド・ユヌス氏や、Wikipedia(ウィキペディア)の創業者、ジミー・ウェールズ氏など。

関連リンク
BLUE WING(全日本空輸)
ASHOKA JAPAN

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