ピーチ・アビエーション(APJ/MM)で6月29日午後、予約・販売や搭乗手続きを行うシステムに不具合が発生した。9便が欠航、8便が遅延し、計2665人に影響が出た。30日は欠航はないものの、早朝便の搭乗手続きに時間がかかったことから、15便で最大1時間30分の遅れが生じている。
同社によると、29日午後5時30分ごろ、システムに不具合が発生。欠航により1380人(うち幼児8人)、遅延で1285人(幼児5人)に影響が生じた。
空港では自動チェックイン機が使用できず、係員が手作業で搭乗手続きを行った。遅延した8便は搭乗手続きの遅れによるもので、この影響で9便が欠航となった。
システムは30日午前8時30分ごろから復旧し始め、午前10時30分以降は問題なく稼働しているという。ウェブサイトでの予約・販売は昼前の復旧を見込んでいる。30日は機材繰りの関係で、遅延便が増える可能性がある。
同社では詳しい原因を調べている。
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ピーチ・アビエーション
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