空港 — 2015年6月24日 17:45 JST

中部空港の友添新社長、新ターミナル「需要見極め必要」

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は6月24日、新社長に友添雅直氏(61)が就任したと発表した。友添氏の就任で、大株主であるトヨタ自動車(7203)出身者が、設立から4代連続で社長に就いた。

就任会見であいさつする中部国際空港会社の友添新社長=6月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今年2月に10周年を迎えた中部空港は、現状を「第2の開港期」と位置づけている。友添新社長は、「LCC就航などによるインバウンド(訪日)需要拡大、リニア新幹線開業を核とした巨大経済圏形成による中部地域の活性化と、多くの追い風やチャンスが、第2の開港期に成長の糧となる」と述べた。

 一方、同空港を取り巻く環境について、「少子高齢化によるアウトバウンド需要の伸び悩み、首都圏空港(羽田・成田)の積極的な容量拡大による競争激化、中部圏の魅力に対する訪日客の認知度不足がある」と課題に言及。「これらを克服し、チャンスとして生かしていくことが、セントレアの新体制に課せられた使命だ」と語った。

 友添社長は、「路線網と需要の拡大に重点を置く」と抱負を述べた。また、施設や第2滑走路の整備についても、地域と協力して取り組んでいくとした。

 LCCの就航を視野に入れた新ターミナル建設について、友添社長は


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post