LOTポーランド航空(LOT/LO)は2016年の新規路線計画で、1月13日にワルシャワ-成田線を開設するほか、秋にはバンコクとソウルにも就航する。
欧州内は3都市に乗り入れを開始する。1月にはベネチア(イタリア)とクルジュ=ナポカ(ルーマニア)、3月にはリュブリャナ(スロベニア)に就航する。
事業再構築期間中に中断していた路線を再運航する。1月にはバルセロナ、3月にはアテネとニース、チューリッヒ、ベイルート(レバノン)への運航を再開。今年7月から中断するベオグラード(セルビア)とデュッセルドルフ、エレバン(アルメニア)、キシニョフ(モルドバ)、ザグレブ(クロアチア)への乗り入れと、グダニスク-クラクフ線を、1月から復活させる。
同社のセバスティアン・ミコシュCEO(最高経営責任者)は、「事業再構築は2015年で終了する。2016年は座席供給量を対前年比で30%増加させる」としている。
LOTはボンバルディアQ400型機を10機、エンブラエルE170を6機、E175を12機、E195を6機、ボーイング737-400型機を3機、787-8を6機保有。787-8は2016年に2機を受領する予定。
同社は2013年、ポーランド政府から8億400万ズウォティ(約268億円)の公的支援を受けた。2015年12月31日までは人材や機材、コストを削減する事業再構築期間で、新路線などへの投資を制限されている。
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