エアバスは現地時間6月15日、ゼネラル・エレクトリック社の航空機リースと金融を扱うGEキャピタル・アビエーション(GECAS)から、A321neoを含むA320neoファミリーを60機受注したと発表した。
エンジンはCFMインターナショナル製「LEAP-1A」を搭載する。GECASは2014年、A320neoを60機発注している。
A320neoは、A320の派生型で新型エンジンを搭載。エンジンは米プラット&ホイットニー製「PW1100G-JM」とLEAP-1Aの2種類から選択できる。2014年9月25日にPW1100G-JMを搭載した機体が初飛行に成功し、LEAP-1A搭載機も5月19日に初飛行した。
A320neoファミリーは、A319neo(1クラス160席)とA320neo(同189席)、A321neo(同240席)の3機種で構成。新型エンジンのほか、翼端に大型ウイングチップ「シャークレット」を取り付け、客室も改良。2020年までにA320従来型(A320ceo)と比較して、1座席あたり燃費を20%向上させる。
CFMは仏スネクマと米GEの合弁で、1974年設立。
・エアバス、A320の増産検討 18年に月産60機視野(15年6月1日)
・A320neo、LEAP-1A搭載機が初飛行 CFMの新エンジン(15年5月20日)
・エアバス、A320neoの初飛行成功(14年9月26日)