エアライン, 解説・コラム — 2015年6月12日 09:00 JST

「太平洋路線増強は課題」JAL大西会長インタビュー

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 国際線用機材として、ボーイング787-9型機を20機発注している日本航空(JAL/JL、9201)。6月11日夜、初号機が成田空港へ到着した。ビジネスクラスにはフルフラットシート「スカイスイート」を採用しており、7月1日から成田-ジャカルタ線に投入する。

 JALはビジネスクラスにフルフラットシートを搭載するボーイング777-300ER型機の新仕様機「スカイスイート777」を、2013年1月から導入開始。2014年7月には、13機目となる改修最終号機が就航し、欧米線のビジネスクラスはフルフラットシートになった。

 3月から始まった夏ダイヤでは、成田-ホノルル線のビジネスクラスにも、フルフラットシートを導入している。

 一方、欧米への新路線では、3月に関西-ロサンゼルス線を約8年半ぶりに再開した。 

—記事の概要—
「昔の日本航空とは違う」
成田と羽田「片側に寄せてメリットない」
適正サイズの飛行機で複数便飛ばす

 今後の北米を中心とした路線計画や機材計画、成田空港と羽田空港の使い分けについて、JALの大西賢会長が、Aviation Wireの単独インタビューに米マイアミで応じた。

「昔の日本航空とは違う」

マイアミでAviation Wireのインタビューに応じるJALの大西会長=6月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

──北米路線は、今後どの地域をより重視していくか。

大西会長:北米は決して爆発的には伸びないが、堅実に伸びるマーケットだ。日本からも北米に向かうが、アジアからの流動が増えており、その流れがものすごく大きいと捉えている。

 従来の日本発マーケットというより、アジアからという流れで見ると、日本と北米を結ぶ路線はパンパン。太平洋路線の増強は課題だと思っている。

 ではどこが良いのかというと、


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: