日本航空(JAL/JL、9201)は6月1日、国際線ファーストクラスで提供しているBOSE(ボーズ、東京・渋谷区)のノイズキャンセリング・ヘッドフォンをリニューアルした。2014年9月に発売したモデルで、ヘッドバンド部分などにJALのロゴを印刷した専用モデルを提供する。
搭載するのは、耳全体を覆うタイプのヘッドフォン「Bose QuietComfort(ボーズ クワイアットコンフォート) 25」のJAL専用モデル。成田-ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、フランクフルト、ジャカルタの各線と、羽田-サンフランシスコ、ロンドン、パリの各線、合計8路線で提供する。
航空機用の2ピンのステレオプラグを備えているので、機内でのみ使用できる。機外への持ち出しは不可。
JALは2006年から、国際線主要路線のファーストクラスでBOSEのノイズキャンセリング・ヘッドフォンを提供している。
ノイズキャンセリング・ヘッドフォンは、超小型マイクが周囲の雑音を拾い、雑音と逆位相の音波を再生することで、雑音を消す仕組み。BOSEの創業者、故アマー・G・ボーズ博士が1978年に発明した。
・ボーズ、パイロット用ヘッドセット「A20 Aviatioin Headset」(12年7月3日)