台湾のLCC、タイガーエア台湾(TTW/IT)は、7月3日から関西空港へ就航する。台北(桃園)ー関西線を1日1往復のデイリー運航で開設する。台湾のLCCが関空へ就航するのは初めてで、日本路線は成田線に次ぐ2路線目。
機材はエアバスA320型機(180席)。関空行きIT210便は午前6時40分に台北を出発し、午前10時10分に到着する。台北行きIT211便は関空を午後9時5分に出発して、台北へは午後10時50分に着く。
TTWは、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのタイガーエア(TGW/TR)とチャイナエアライン(中華航空、CAL)が、2014年4月に設立。台北-バンコク(ドンムアン)線や高雄-マカオ線などを運航している。日本路線は、4月2日に1路線の台北ー成田線を開設した。
関空のLCCによる国際線は、TTWの就航で16社21都市、週265便となり、国内最大のLCC国際線ネットワークをさらに拡充する。
運航スケジュール
IT210 台北(06:40)→関西(10:10)
IT211 関西(21:05)→台北(22:50)
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