羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は7月11日から、第2旅客ターミナル内の「ディスカバリーミュージアム」で、企画展「剣豪 宮本武蔵の水墨画」を開催する。8月23日までを前期、8月25日から10月4日までを後期として開催し、前期と後期で一部作品を入れ替える。
江戸時代初期の剣豪、宮本武蔵は細川家に厚遇され、晩年を肥後(現在の熊本県)で過ごした。今回の企画展では、剣豪だけでなく、水墨画家としての一面にもスポットを当てる。
入場無料で、平日は午前11時から、土日祝日は午前10時から開館。どちらも午後6時を最終入場とし、閉館は午後6時30分。期間中の毎週水曜日には、午後2時と午後4時にギャラリートークを実施する。
ディスカバリーミュージアムは、日本初の空港内美術館として2010年10月に開設。鎌倉時代から続き、700年の歴史を持つ細川家の至宝を管理する永青文庫の展示品を紹介している。
企画展は今回で18回目。第1回は宮本武蔵の五輪書を展示した。過去3回開催した特別展では、1964年の東京オリンピックやアップル創業者のスティーブ・ジョブズの軌跡を紹介した。宮本武蔵を取り上げるのは初回に続き2回目。
関連リンク
ディスカバリーミュージアム
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