三菱航空機と米国で地域航空会社を2社保有する持ち株会社スカイウェストは現地時間7月11日、開発中の70席から90席クラスのリージョナルジェット機「MRJ」100機の確定発注に向けて基本合意に至ったと発表した。スカイウェストが持つ2社を合わせたリージョナルジェットの運航規模は世界最大。
今回の合意を基に、両社は数週間以内に正式契約を締結する予定。デリバリーは2017年に開始し、20年末までに完了する計画となっている。
MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、ANI Group Holdingsから5機(確定5機)を受注しており、今回のスカイウェストの受注が確定すると、合計受注機数は230機(確定170機、オプション60機)となる。
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