エアバスは現地時間7月10日、キャセイパシフィック航空(CPA)がA350 XWBファミリーでもっとも大きいA350-1000を10機追加発注する意向だと発表した。また、CPAは発注済みのA350-900のうち16機分をA350-1000に変更する予定で、さらに2機をリースで追加導入する見込み。
A350-1000の標準仕様は3クラスで350席。航続距離は1万5560キロ(8400海里)で、CPAの最長直行便である欧州と北米を結ぶ路線などに投入できる。エンジンはロールス・ロイス社製Trent XWB(トレントXWB)を搭載する。
A350 XWBの標準座席数は、A350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000が350席で計画が進められている。