4月8日午後、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田発札幌行きJL521便(ボーイング777-200型機、登録番号JA008D)が、右エンジンに不具合が発生して羽田に緊急着陸した。けが人はなかった。
JL521便は午後3時31分、乗客228人と乗員11人(運航乗務員2人、客室乗務員9人)の239人を乗せて羽田を出発した。午後3時45分に離陸し、札幌には午後5時に到着予定だった。
ところが午後4時ごろ、山形県米沢市と福島県福島市の間の上空高度3万フィート(約9144メートル)付近で、右エンジンに不具合が生じたため緊急事態を宣言。右エンジンを停止して羽田へ引き返した。
羽田には午後4時49分にC滑走路(34R)へ着陸。自力走行で18番スポットへ向かい、午後5時3分に到着した。
原因については、これから調査する。同機は1998年6月に統合前の旧日本エアシステム(JAS)へ引き渡された機体で、エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー製PW4074を2基搭載している。
同便は午後6時37分に、機材と乗員を変更して再出発した。
関連リンク
日本航空
・JALの787、モスクワで引き返し 右主脚格納扉に不具合(15年4月7日)
【お知らせ】
エンジン不具合の発生時刻と場所が判明したため、第2段落を更新しました。(2015年4月8日 19:04 JST)