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日本航空（JAL/JL、9201）は4月1日、グループ合同の入社式を東京・羽田の格納庫で開いた。グループ32社1064人が集まり、閉式後は抱負を書いた紙飛行機を飛ばした。
JAL客室乗務員有志のチアダンスチーム「JAL JETS」の歓迎を受ける新入社員＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
植木義晴社長は「5年前に経営破綻を経験した。多くの方に支援いただき、お客様に支えられて再建への道を歩んできた。現在は破綻前とは別の会社に生まれ変わった。航空会社は大競争時代に入り、競争に打ち勝たなければならない。JALグループ最大の差別化要素は人材だ」と訓示した。
「決して皆さんに後悔させない。一緒に素晴らしい会社を作っていく土台は確実に出来上がった。皆さんにお願いしたいのは、新しいことに挑戦する勇気を持ってもらいたい」とエールを送った。
新入社員を代表し、業務企画職の恩田一厳（かずひろ）さんが「かけがえのない仲間と共に安全運航を堅持し、力を合わせて、新生JALグループが目指すお客様に世界一選ばれ、愛される会社となるために、不屈不撓の一心で全力を尽くすことを誓う」と宣誓した。
入社式を終えた新入社員は、先輩社員からのメッセージに、自らの抱負を書き加えた紙飛行機を「テイクオフ」のかけ声に合わせ、一斉に飛ばした。
運航乗務員訓練生の櫻田麻由さんは「常に自分に正直で偽りのない人間でありたい。将来は周りから信頼されるパイロットになりたい」と、意気込みを語った。
植木社長は、「うちは社員を大切にする会社。それが必ず企業価値を高めることにつながると思う。社長として今日の新入社員を含む3万2000人の社員を守っていき、逆に3万2000人に私は守られている。彼らを幸せにしたい」と式を振り返った。
今年の入社式では、JALの客室乗務員有志で構成するチアダンスチーム「JAL JETS」の12人が先輩社員からの激励として、チアダンスを披露。式を盛り上げた。
緊張した面持ちで入社式に臨むJALの新入社員＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
羽田の格納庫で開かれたJALの入社式＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
「新しいことに挑戦する勇気を持ってもらいたい」と訓示するJALの植木社長＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
新入社員を代表して宣誓する恩田さん＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
チアダンスで新入社員を歓迎する「JAL JETS」の客室乗務員＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
入社式に出席した1064人のJAL新入社員と植木社長＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
紙飛行機を用意する新入社員＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
紙飛行機を飛ばす練習をする新入社員＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
紙飛行機を手に新入社員に語りかける植木社長＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
植木社長とともに恒例の紙飛行機を飛ばすJALの新入社員＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
植木社長が飛ばした紙飛行機を手にする運航乗務員訓練生の櫻田さん＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
入社式後に行われた客室乗務員への辞令交付＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運航乗務員訓練生と記念写真に収まる植木社長＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
客室乗務員と記念写真に収まる植木社長＝4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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