エミレーツ航空(UAE/EK)はこのほど、米アップルが4月24日に発売するApple Watch(アップルウォッチ)向けのアプリを開発したと発表した。旅行予定の確認やフライト情報などを提供する。Apple Watch向けアプリの開発は、中東・アフリカ地域の航空会社としては初めて。
「エミレーツ・アプリ」は、iPhoneに同名のアプリをインストールして使用。発着ターミナルや運航状況などを案内する。搭乗口や手荷物受取所などの変更があった場合、即座に通知する。英語とフランス語、ドイツ語の3カ国語に対応する。
アップルのウェブサイトによると、Apple Watch向けアプリはアメリカン航空(AAL/AA)や、オンライン旅行サイトのエクスペディアなどが提供するとしている。
Apple Watchは現地時間3月9日にアップルが発表した腕時計型のウェアラブル端末で、手首に装着して使用する。時計としての機能のほか、内蔵する心拍センサーと連動し、運動量を測定する機能を備える。
日本では4月10日から予約受付を開始し、4月24日から販売する。価格は4万2800円から。
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