ルフトハンザ・グループのLCC(低コスト航空会社)、ジャーマンウイングス(GWI/4U)が運航するスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かう4U9525便(エアバスA320型機、登録番号D-AIPX)が現地時間3月24日午前、フランス南東部に墜落した。乗客142人と乗員6人の計148人が乗っていたが、ロイター通信など複数のメディアは死亡したとの見方を伝えている。
4U9525便は、定刻より26分遅れの午前10時1分にバルセロナを出発。飛行時間は1時間40分弱を予定していた。出発から約30分後、高度3万8000フィート(約1万1582メートル)から何らかの理由で高度が下がり始め、墜落したとみられる。
ルフトハンザのカーステン・シュポア会長兼CEO(最高経営責任者)は、「われわれは4U9525便に、何が起きたかはわからない。さらなる情報収集に全力を尽くす。ルフトハンザにとって暗黒の日であり、生存者が発見されることを願っている」との声明を発表した。
ルフトハンザとジャーマンウイングスは、Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)などのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で使用しているロゴをモノクロのものに変更し、乗客と乗員の無事を祈っている。
墜落した機体は、1991年2月にルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)へ引き渡された機体で、エンジンはCFMインターナショナル製CFM56。
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ルフトハンザ ドイツ航空
Germanwings