航空連合のスカイチームは現地時間3月23日、エア・トランスポート・ニュース(Air Transport News、ATN)が選定する「Airline Alliance of the Year 2015」を受賞したと発表した。
スカイチームは上級会員やファースト、ビジネス利用客を対象に優先サービス「SkyPriority(スカイプライオリティ)」をスタート。チェックインや手荷物預け入れ、出国審査などを優先して実施する。2012年3月、台北(桃園)で開始し、現在は1000以上の空港で実施している。
今年1月30日には、シドニーに専用ラウンジを開設。今年後半にはドバイと北京、香港にも開設する。
スカイチームは2000年設立の航空連合。デルタ航空(DAL/DL)やKLMオランダ航空(KLM/KL)、エールフランス航空(AFR/AF)など計20社が加盟する。177カ国1052都市に運航し、年間6億1200万人が利用している。
ATNは2006年設立。航空業界のニュースを配信している。同賞はATNの読者投票で選出する。
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