ボーイングは現地時間3月9日、ソフトバンク サテライト プランニング(東京・港区)の株式を一部取得したと発表した。今後、通信衛星技術の実用化などで支援する。
ボーイングの衛星災害救援活動支援システムは、1990年後半にアラブ首長国連邦(UAE)で運用を開始した衛星電話サービス「Thuraya(スラヤ)」で実用化。現在は中東や北・中央アフリカ、欧州、中央アジア、インド大陸で、携帯電話やデータ・ファックス通信、メッセージサービスを提供している。
ボーイングは通信衛星702HP型機を、モバイル通信用に設計している。
ソフトバンク サテライト プランニングはソフトバンク(9984)のグループ企業で2014年3月設立。衛星通信に関する事業を展開し、日本国内での災害救援活動などで必要な衛星通信サービスの提供を目指している。
関連リンク
702HP(Boeing)
ボーイング・ジャパン
ソフトバンク サテライト プランニング(ソフトバンク)