エアライン, 官公庁, 機体 — 2015年2月28日 06:08 JST

ジェイエアCRJ200のエンジン火災、ナットから燃料漏れ 運輸安全委

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 伊丹空港で2013年5月6日、ジェイエア(JAR/XM)が運航する大分発日本航空(JAL/JL、9201)2362便(ボンバルディアCRJ200型機、登録番号JA206J)が着陸後、操縦席の計器に右エンジンの火災発生を知らせる表示が出たトラブルで、国土交通省の運輸安全委員会(JTSB)は2月26日、右エンジン内部の配管をつなぐ「Bナット(カップリングナット)」と呼ばれるナットが緩み、燃料が漏れたことが原因だとする報告書を公表した。

火災が起きたジェイエアのCRJ200右エンジン外観(JTSBの資料から)

 CRJ200のエンジンはゼネラル・エレクトリック社製CF34-3B1で、胴体後部に2基搭載。JTSBによると、右エンジン内のフューエルインジェクター(燃料噴射ノズル)18本へ延びるマニホールド(燃料供給配管)の表面の一部が焼損した。燃料は、14番目のインジェクターとマニホールドをつなぐBナットから漏れたと特定した。

 同便に乗っていた乗客52人と乗員3人の計55人にけがはなかった。

 報告書では、漏れた燃料がエンジンの熱により発火し、


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