航空券やホテルなど、旅行商品を取り扱うエアーリンク(東京・新宿区)はこのほど、バニラエア(VNL/JW)と予約システムの直接連携を開始した。データベースをダイレクトに更新することにより、空席状況などが迅速に把握できるようになった。
エアーリンクが運営するオンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」で、2月13日から連携を開始。OSやウェブアプリケーションなどの機能の一部を、外部のソフトやウェブサービスから利用可能にする技術「API(Application Programming Interface)」を使用し、空席照会や予約、発券などを即座にできるようになった。
これまではVNLの空席状況を確認しながら、DeNAトラベルのデータベースに同社スタッフが「手入力していた」(エアーリンク)という。
今後は、入力の手間が省けることで即時性のある対応だけでなく、人的ミスなどの軽減も期待できるという。
DeNAトラベルでは同様の連携をVNLのほか、スクート(SCO/TZ)やティーウェイ航空(TWB/TW)、エアアジア(AXM/AK)グループなどと実施している。
DeNAトラベルは2000年、「スカイゲート」として営業を開始。2013年10月、現ブランド名に改称した。
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3段落目、一部内容を変更しました。(2015年2月17日 16:12 JST)