エアライン — 2015年2月3日 21:35 JST

春秋航空日本、年内に国際線進出へ 高松は減便

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 成田空港を拠点とする春秋航空日本(SJO/IJ)は、2015年内にも国際線に進出する。Aviation Wireの取材に対し、中国内陸部への就航を検討していることを明らかにした。また、3月29日の夏ダイヤからは成田-高松線を、現在の1日1往復から週4往復に減便する。ロードファクター(座席利用率、L/F)が想定を大きく下回っているため。

中国内陸部への国際線就航を目指す春秋航空日本=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同社初となる国際線は、成田発着便を計画。親会社の春秋航空(CQH/9C)が関西空港へ路線を開設している、中国内陸部の蘭州や重慶を候補に挙げている。

 一方、減便する高松線については、同社ではL/Fを80%に設定。2014年8月1日の就航以降、「予想以上に低い数値」(同社担当者)で推移していた。CQHが運航する上海-高松線と運航日を合わせることで、中国国内からの流入に期待するとともに、週4往復に減便することでL/Fの上昇を狙う。

 減便後は火曜と木曜、金曜、日曜に運航。成田を午後0時台に出発する2014年冬ダイヤから、朝に出発するダイヤに変更する。IJ611便は成田を午前7時に出発、高松には午前8時30分に到着する。IJ612便は高松を午前9時15分に出発、成田着は午前10時40分。

 また、成田-広島線は冬ダイヤと同じく、1日2往復で運航する。このうち、曜日により出発時刻が異なっていたIJ623/624便は、すべての曜日で時刻を統一した。成田-佐賀線は1日1往復のまま、午後2時台に成田を出発するダイヤを、午前11時台に変更する。

 SJOは現在、ボーイング737-800型機(1クラス189席)を3機保有。国際線を開設した場合も、当面は3機体制で運航するという。

夏ダイヤからの運航スケジュール
成田-高松(週7往復→週4往復)
IJ611 成田(07:00)→高松(08:30)運航日:火木金日
IJ612 高松(09:15)→成田(10:40)運航日:火木金日

成田-広島(週14往復)
IJ621 成田(08:50)→広島(10:30)
IJ622 広島(11:15)→成田(12:45)
IJ623 成田(16:55)→広島(18:35)
IJ624 広島(19:20)→成田(20:50)

成田-佐賀(週7往復)
IJ601 成田(11:25)→佐賀(13:40)
IJ602 佐賀(14:25)→成田(16:10)

関連リンク
春秋航空日本

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春秋航空、関西-蘭州線就航 上海経由(15年1月27日)