日本航空(JAL/JL、9201)は1月27日、リアルタイムに運航情報や路線などを調べられるサイトを運営する米フライトスタッツ(FlightStats)社から、2014年1年間の定時到着率87.78%について、アジア太平洋地域の航空会社17社中、第1位の認定を受けたと発表した。2009年(90.95%)、2010年(89.90%)、2012年(90.35%)、2013年(88.94%)に続き3年連続5回目の受賞。一方、2012年と2013年に2年連続で獲得した世界1位の座は、88.66%だったKLMオランダ航空(KLM/KL)に譲り、4位にとどまった。
フライトスタッツでは、定時到着率の定義を、定刻に対して遅延15分未満で到着した便が全体に占める割合としている。
JALが受賞したのは、「Asia-Pacific Major Airlines(アジア・パシフィック主要航空会社)部門」の定時到着率第1位。2014年1月から12月までに運航した国内線と国際線の定時到着率が87.78%となり受賞した。
このほか、KLMが世界1位となった「Major International Airlines(主要国際航空会社)部門」では4位に、「Major Alliance(主要アライアンス)部門」ではJALが所属する航空連合ワンワールド・アライアンスが1位に、それぞれ認定された。
日本勢では、全日本空輸(ANA/NH)が定時到着率86.53%で世界6位、アジア太平洋地域で3位だった。
フライトスタッツは2001年設立。世界中の航空会社の運航情報、路線や空港ごとのデータを集計し公表している。本社は米オレゴン州ポートランド。表彰制度は2009年から開始し、今回が6回目となる。
関連リンク
日本航空
FlightStats
・JAL、定時到着率で2年連続世界一 米社から4回目の受賞(14年2月14日)
・JAL、定時到着率9割で世界一 米社から三度目の受賞(13年2月19日)
・ANA、定時到着率と就航率が世界一 米社が認定(13年2月19日)