エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年1月23日 16:51 JST

ロールス・ロイス、シンガポール製トレント1000公開 スクートの787向け

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 ロールス・ロイスは現地時間1月20日、シンガポールで製造された最初のボーイング787型機用エンジン「トレント1000」を公開した。

シンガポール製トレント1000を公開するスクートのウィルソンCEO(右から3人目)ら(ロールス・ロイス提供)

 公開されたエンジンは、シンガポールのセレター航空宇宙産業団地で製造された最初のトレント1000。シンガポール航空(SIA/SQ)系LCC、スクート(SCO/TZ)の787向けエンジンで、20機に搭載が予定されている。

 SCOは現在ボーイング777-200型機(402席)を6機使用しているが、今後787-8と787-9を10機ずつ、計20機導入する。

 最初に受領する787は長胴型の787-9。座席数は375席で、35席が2-3-2配列のプレミアムエコノミークラス「スクートビズ」は、ゆりかごのような角度になるリクライニング機能を備える総革張りシートを採用する。エコノミークラスは340席で、配列は3-3-3となる。

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