エアバスは現地時間12月1日、アズール・ブラジル航空(AZU/AD)からA320neoファミリー35機を受注したと発表した。AZUはこのほか、A320neoを28機リースで導入する予定で、長距離国内線に導入する。
エンジンはCFMインターナショナル製LEAP-1Aを搭載する。
A320neoは、A319neo(160座席)とA320neo(189座席)、A321neo(240座席)の3機種で構成。これまでに60社から3200機以上の受注を獲得している。
AZUはサンパウロ郊外のカンピナスを拠点に、2008年12月から運航を開始したLCC(低コスト航空会社)。ブラジル国内100都市以上に就航している。国際線は米フロリダ州オーランド線とマイアミ郊外のフォートローダーデール線を運航している。A330-200型機7機とA350-900型機5機をリースで導入予定で、新規国際路線への就航を予定している。
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