カンタス航空(QFA/QF)は11月25日から、エコノミークラスの機内食をリニューアルする。選択肢の増加や路線ごとに異なるメニューなどで刷新する。路線により導入開始日は異なる。
従来は2種類だったメニューは4種類から選べるようになる。家庭料理風の食事など、新たなカテゴリーを設定した。目的地をイメージしたメニューも開発。シンガポール線ではライスヌードルと、野菜と豆腐のソイチリ・ガーリックソース添え、ドバイ線ではタヒニ・バラマンディのレモンピクルス、クスクス、ヒヨコマメ添えなどを提供する。
ビジネスとプレミアムエコノミーの搭乗客向けに提供していた、機内食の事前注文サービス、「セレクト・オン Q-Eat」をエコノミーにも拡大。これを4つ目の機内食として設定する。当初はオーストラリア発路線で提供、オーストラリア行き路線では2015年3月以降、段階的に導入を予定している。
新機内食では新しいプレートを開発。従来のトレーと比較して提供と片付けを30分程度短縮する。
導入はメルボルン-ドバイ-ロンドン線から開始。シドニー-ドバイ-ロンドン線やニュージーランド路線などに順次導入。成田線には2015年3月1日からの導入を予定している。
QFAは成田-シドニー線を1日1往復のデイリーで運航している。
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カンタス航空
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