UNESCO(ユネスコ、国際連合教育科学文化機関)と公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、全日本空輸(ANA/NH)は11月5日、ボーイング777-300ER型機などに「UNESCO」と「We Support UNESCO」のデカールを貼付、運航を開始したと発表した。ANAがUNESCOの公式サポーター制度を導入していることによるもので、世界初の試みとなる。
大型のデカールは1機に貼付。機体は777-300ER(登録番号JA734A)で、10月30日、機体中央部にラッピングした。11月から欧米路線を中心に運航している。このほか777-300ERに19機、787-8に2機、最前方ドア付近に小型デカールを貼付。8機にはすでに導入済みで、残りも順次貼付する。
ANAは2013年9月、公式サポーター制度を導入。UNESCOが実施する「教育・科学・文化」の国際協力プログラムを強化を目的に、日本ユネスコがUNESCOと国内企業の橋渡し役となるもので、ANAは寄附を通じてUNESCOを支援。機体へのデカール貼付のほか、マイルや機内販売の売り上げ一部の寄付でサポートしている。
関連リンク
全日本空輸
UNESCO
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
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