ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は現地時間10月28日から、ロンドン-シンガポール線でエアバスA380型機を導入した。1日2往復運航のうち、週3往復のみ導入する。シンガポールのホテル「マリーナベイ・サンズ」では同路線への導入を祝したセレモニーを開催、米俳優のグウィネス・パルトロウさんが出席した。
BAWのA380はファースト14席、ビジネス97席、プレミアムエコノミー55席、エコノミー303席の計469席。BA11/12便で週3往復導入する。残り週4往復は747-400型機(299席、または345席)で運航、BA15/16便は週7往復をボーイング777-300ER型機で運航している。
BAWはA380をシンガポール線のほか、ロサンゼルス、香港、ヨハネスブルグ、ワシントン線で導入。2015年4月にはサンフランシスコ線への導入を予定している。9月末現在で12機を発注、7機を受注している。
同路線はBAWのほか、シンガポール航空(SIA/SQ)が1日4往復を運航。A380と777-300ERを2往復ずつ投入している。
運航スケジュール
BA11 ロンドン(19:10)→シンガポール(翌日15:55)運航機材:A380/747-400
BA15 ロンドン(21:55)→シンガポール(翌日18:35)運航機材:777-300ER
BA16 シンガポール(22:55)→ロンドン(翌日04:50)運航機材:777-300ER
BA12 シンガポール(23:20)→ロンドン(翌日05:10)運航機材:A380/747-400
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ブリティッシュ・エアウェイズ
British Airways A380 transformed with breath-taking 4D projection(YouTube)
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