新関西国際空港会社は10月15日、関西空港がシンガポールで開催中のCAPA Asia Pacific Aviation Awards for Excellenceで「Asia Pacific International Airport of the Year」Mid-size(年間1500万から2500万人)部門を受賞したと発表した。アジア太平洋地区の空港や航空会社など航空業界を対象として表彰するもので、日本の空港としては初受賞となる。
関西空港はフルサービス航空会社(FSC)とLCC(低コスト航空会社)双方の需要に対応。LCCの拠点を誘致し、旅客数の拡大などに貢献した。2012年10月にはLCC専用となる第2ターミナルをオープン、2013年12月にはLCC専用の第3ターミナルの整備を発表、2011年10月から前年を上回る旅客数が続いている。
CAPA(the Centre for Asia Pacific Aviation、アジア太平洋航空センター)は1990年設立の航空市場に特化したシンクタンク。本部は豪州・シドニーに設置。Asia Pacific Aviation Awards for ExcellenceはCAPAが開催、アジア太平洋地域の航空業界を対象に、航空会社やLCC、国際空港部門など7つのカテゴリーで表彰する。
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関西国際空港
CAPA – Center for Aviation
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