フィンエアー(FIN/AY)はこのほど、ビジネスクラスの機内食リニューアルを発表した。ヘルシンキ発の国際線長距離路線で、2015年1月から提供を開始する。
フィンランド国内で32店舗を展開するロイヤル・レストラン(Royal Restaurants)系列で、ヘルシンキ市内のレストランのシェフが考案したメニューで、1月末から2016年春までの期間限定で提供。3カ月ごとに新メニューを投入する。
1月末からは白身魚や豚ホホ肉の煮込み、タラなど、冬の料理を提供する。メニューはレストラン「G.W. Sundmans」のエグゼクティブ・ヘッド・シェフ、Matti Jämsén氏が考案した。
2015年春からは、アスパラガス、新ジャガのサラダ、ハチミツを使った調味料、トウモロコシで育てた鶏ムネ肉のグリルなど提供する。メニューを考案したのは、レストラン「Savoy」エグゼクティブ・シェフ・ド・キュイジーヌ、Kari Aihinen氏。
2015年秋からは、エルサレム・アーティチョーク(キクイモ)やカワカマスの卵、カボチャのスープなど、レストラン「Nokka」のヘッド・シェフ、Ari Ruoho氏が考案した季節にあったメニューを提供。2016年からはレストラン「Fishmarket」の魚介メニューを提供する。
長距離路線のエコノミークラスでも、ロイヤル・レストランとの共同企画メニューを提供。ひき肉とマカロニのキャセロールやラム肉のミートボールなど、フィンランドの家庭料理を用意する。2015年のクリスマス時期には、エアバスA350 XWBの新規導入を記念したメニューの提供を予定している。
機内食の調理は、ルフトハンザグループのLSG Sky Chefs社が担当する。
FINは成田、中部、関西-ヘルシンキ線をそれぞれ週7往復のデイリーで運航。成田-ヘルシンキ線は週7往復のデイリーを運航する日本航空(JAL/JL、9201)とのコードシェアも実施している。
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フィンエアー
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