シンガポール航空、777-300ERビジネスシート出展　ツーリズムEXPO

　シンガポール航空（SIA/SQ）は、航空会社や旅行会社など観光業界が出展するイベント「ツーリズムEXPOジャパン」で、ボーイング777-300ER型機に搭載している次世代機内装備のビジネスクラスシートを展示する。

シンガポール航空が777-300ERに導入したビジネスクラスの新シート＝13年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　成田－シンガポール線のSQ637/638便に4月1日から導入したもので、座席幅が28インチ（71センチ）、78インチ（198センチ）のフルフラットベッドとなる。英国とシンガポールを拠点として、オリエント急行の内装やSIAのエアバスA380型機のスイートを手掛けたJPA（ジェームズ・パーク・アソシエーツ）社がデザインを担当した。

　このほか、SIAのサービスやチャンギ国際空港（シンガポール）を紹介し、これらに関するクイズを出題する。SIAのスタンプをシンガポールとオーストラリア、タイ、インドネシア、ロサンゼルスの各政府観光局ブースに設置。スタンプを集めてクイズに正解するとプレゼントを進呈する。来場者にはシンガポールの国花、ランをプレゼントする。

　ツーリズムEXPOジャパンは大使館や政府観光局、航空・旅行会社などが出展する「旅の祭典」で、主催は日本観光振興協会と日本旅行業協会（JATA）。これまでは「旅フェア」「JATA旅博」と別々で開催されていたものを、今年から統合する。9月25日から28日まで、東京ビッグサイトで開催される。25日と26日は関係者のみに公開、27日と28日は一般公開される。

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