宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月20日、航空科学技術と国際競争力の強化をテーマにしたシンポジウムを開催すると発表した。9月18日に東京・千代田区の御茶ノ水ソラシティで開催する。
「JAXA航空シンポジウム2014」は日本の航空科学技術などをテーマに、文部科学省や経済産業省が国の戦略について、JAXA航空本部の担当者が戦略や具体的な航空プログラムを紹介する。
JAXA航空本部からは5人が講演。航空プログラムディレクタの大貫武氏が「国際競争力の強化に向けた取り組むべき重点課題」、推進システム研究グループ長の西澤敏雄氏が「高効率軽量ファン・タービンシステム技術実証(aFJR)」、FQUROHプリプロジェクトチーム長の山本一臣氏が「機体騒音低減技術の飛行実証(FQUROH)」、SafeAvioプリプロジェクトチーム長の町田茂氏が「乱気流事故防止機体技術(SafeAvio)」、機体システム研究グループ長の村上哲氏が「静粛超音速機技術の研究開発」について、それぞれ発表する。
シンポジウムは午前10時30分から午後5時30分まで、御茶ノ水ソラシティ2階のソラシティホールで開催。入場無料。午前10時からは、JAXA航空本部の研究成果をポスターで展示して紹介する。
関連リンク
JAXA航空本部
・文科省、次世代旅客機を国産化 国主導で2030年実用化、課題は老朽設備(14年8月20日)
・JAXA若田飛行士、宇宙滞在した航空券返還 古巣JALに(14年7月30日)