エアバス, エアライン, 機体 — 2014年8月18日 17:11 JST

フィンエアーのA350 XWB、行先でLED照明変化 15年導入

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 フィンエアー(FIN/AY)は8月18日、2015年に導入を予定しているエアバスA350 XWBの客室デザインを発表した。

フィンエアーが15年導入予定のA350 XWB(同社提供)

 デザインを手がけたのは、ヘルシンキのデザイン会社、dSign Vertti Kivi & Co社。同社はヘルシンキ・ヴァンター空港の新プレミアムラウンジも手がけている。

 機内にはLED照明を採用。アジアなど東へ向かう便にはオレンジ色に、ヘルシンキへ向かう便は青色にするなど、時間帯や行き先、季節に応じて変更するようにした。座席数はビジネス46席、エコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の計297席。

 ビジネスクラスは1席-2席-1席のレイアウトを採用。シートは仏ゾディアック・エアロスペース社製の「シーラスIII」で、16インチのタッチスクリーン式機内エンタテインメントシステムを設置した。

 エコノミークラスは3席-3席-3席のレイアウトを採用。シートは仏ゾディアック・エアロスペース社製の「Z300」で、11インチのタッチスクリーン式機内エンタテインメントシステムを設置した。

 FINはA350の運航を2015年後半に開始予定。欧州の航空会社としては初となる。当初、上海やバンコク、北京線に導入し、順次増加させる。これまでに11機の正式契約と、8機のオプション契約を締結している。

 A350 XWBは8月14日、世界14都市で3週間かけて実施した路線実証飛行試験を終了。商業飛行時の運用性を実証した。

ヘルシンキに向かう機内は青色のLEDが照らす(フィンエアー提供)

東行きの機内はオレンジ色のLEDが照らす(フィンエアー提供)

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