キャセイパシフィック航空（CPA）が現地時間8月13日に発表した2014年1-6月期（上期）決算は、純利益が前年同期比14.5倍の3億4700万香港ドル（約45億8000万円）で、総売上高は4.6％増の508億4000万香港ドルだった。
14年上期の純利益が3億4700万香港ドルだったキャセイパシフィック航空＝14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
上期のコスト全体で37.9％を占める燃料費は、前年同期比5.2％増加。新機材導入などで、燃料効率改善を目指す。
旅客部門の売上高は前年同期比4.4％増の365億2000万香港ドルで、提供座席数（ASK）は5.3％増加。ロードファクター（座席利用率）は2.3ポイント増の83.6％だった。平均旅客単価は3.5％減の66.6香港セントとなった。長距離路線での旅客需要は