エア・インディア(AIC/AI)は現地時間7月11日、航空連合のスターアライアンスに正式加盟した。インドの航空会社が航空連合に加盟するのは初めて。
AICはインド国営航空会社で1932年設立。1948年から国際線の就航を開始した。現在、日本へは成田-デリー線を週3往復、関西-ムンバイ線を香港とデリーを経由し週3往復就航している。
AICの正式加盟により、スターアライアンスのネットワークにインドの40都市が新たに加わる。192カ国、1316都市へ就航することになり、運航便数は毎日約1万8500便となる。
スターアライアンスの加盟航空会社は、AICの加盟で27社に拡大。年内にはアビアンカ航空(AVA/AV)傘下のアビアンカ・ブラジル(ONE/O6)の加盟を予定している。
AICの加盟申請は2007年12月に受理されたが、インド国内の航空市場の混迷などを理由として、11年7月に審査を一時打ち切り。13年12月にCEO(最高経営責任者)会議で審査再開を発表、14年6月23日に満場一致で承認された。
・エア・インディア、スターアライアンス加盟へ(14年6月26日)
・スターアライアンス、エア・インディアの加盟審査再開(13年12月14日)