ボーイングは現地時間7月10日、機内持ち込み荷物の収納量を増加させる「スペース・ビン」を発表した。737NG(次世代型737)と737 MAXへのオプションとして提供する。
頭上の共用収納棚(オーバーヘッド・ビン)を拡張するもので、縦36センチ、横56センチ、奥行き23センチの標準的なサイズのバッグに換算で6個分のスペースを確保する。737の内装にLED照明など787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用した機体に導入し、現在の「ピボット・ビン」よりも2個分増加。最大で194個収納する。
ローンチカスタマーはアラスカ航空(ASA/AS)で、2015年後半の導入を予定している。
従来の物入れは1998年導入のスタンダードタイプで77個、2002年導入の「ビッグ・ビン」は125個、2010年導入の「ピボット・ビン」は132個を収納する。
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