ボーイング, 機体 — 2014年7月11日 14:31 JST

ボーイング、737の収納棚拡大 15年からオプションで

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボーイングは現地時間7月10日、機内持ち込み荷物の収納量を増加させる「スペース・ビン」を発表した。737NG(次世代型737)と737 MAXへのオプションとして提供する。

オーバーヘッド・ビンの収納量を拡張する「スペース・ビン」=PHOTO: Marian Lockhart/Boeing

 頭上の共用収納棚(オーバーヘッド・ビン)を拡張するもので、縦36センチ、横56センチ、奥行き23センチの標準的なサイズのバッグに換算で6個分のスペースを確保する。737の内装にLED照明など787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用した機体に導入し、現在の「ピボット・ビン」よりも2個分増加。最大で194個収納する。

 ローンチカスタマーはアラスカ航空(ASA/AS)で、2015年後半の導入を予定している。

 従来の物入れは1998年導入のスタンダードタイプで77個、2002年導入の「ビッグ・ビン」は125個、2010年導入の「ピボット・ビン」は132個を収納する。

関連リンク
Boeing
ボーイング・ジャパン
Alaska Airlines

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post