日本航空(JAL/JL、9201)は7月7日から、国内線ファーストクラスの機内でスマートフォンなどを充電出来るモバイルバッテリーを貸し出すサービスを始める。
JALの国内線機材は国際線用の機体で運航する場合などを除き、各席に電源コンセントや充電用USB端子がない。23日から無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」を始めるにあたり、機内での充電環境を整備する。
充電可能な機器はスマートフォンとタブレット端末で、端末によっては充電できない場合もある。国内線ファーストクラス全席のシートポケットに、モバイルバッテリー「モバイルパワーMP-16000」を収納。乗客が手持ちのUSBケーブルで接続して充電する。
同バッテリーが利用できるのは機内のみ。離陸後のベルトサイン消灯後から着陸前の電子機器使用禁止のアナウンスまで使用できる。
国内の航空会社では、スカイマーク(SKY/BC、9204)とスターフライヤー(SFJ/7G、9206)が、全席に電源コンセントなど充電環境を整えている。
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日本航空
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