スカイマーク、ワンピースの特別塗装機　スタンプラリーも開催

　スカイマーク（SKY/BC、9204）は6月30日、マンガ『ONE PIECE（ワンピース）』のキャラクターを描いた特別塗装機「ワンピースジェット」を7月19日から就航させると発表した。10月19日までの期間限定。

麦わら帽子をかぶりワンピースジェットの模型を紹介するスカイマークの客室乗務員＝6月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　機材はボーイング737-800型機を使用。羽田の格納庫内で、機体後部胴体にワンピースのキャラクター「麦わらの一味」のデカールを貼り、計5機を就航させる。路線は限定せず、全国に運航する。同社がキャラクターを描いた特別塗装機を運航するのは、今回が初めて。

　特別塗装機以外の737-800やエアバスA330-300型機には、前部乗降ドア付近に主人公ルフィを描く。

　10月19日までの期間中は、全路線の機内でスタンプラリーを開催。搭乗1回につき、スタンプ1個がもらえ、スタンプの数に応じてスカイマークオリジナルのワンピースグッズがもらえる。対象は3歳以上小学生以下の乗客と、座席を購入した3歳未満の乗客。機内ではオリジナルグッズも販売する。

　一部の客室乗務員は、主人公と同じ麦わら帽子をかぶり、乗客を出迎える。

　SKYでは小児運賃の引き下げなど、家族連れを対象とした販促を進めており、ワンピースジェットもその一環。ワンピース側にはSKYからタイアップを持ちかけたが、広告費としては業績に影響を与えない程度としている。SKYによると、本キャンペーンによるロードファクター（座席利用率）の具体的な目標値は設定していないが、1％でも向上させたいという。

　初便は7月19日に羽田空港を午前中に出発する便を予定している。

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