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エンブラエル、E190-E2の基本設計審査終了

 エンブラエルは現地時間6月24日、E190-E2の基本設計審査を実施し、JDP(ジョイント・デフィニション・フェーズ)を5月下旬に終えたと発表した。同機の風洞実験も終えており、今後は詳細設計審査を経て試作機の製造に着手する。

エンブラエルのE2シリーズ(同社資料から)

 E190-E2の座席数を増やしたE195-E2は、今年5月にJDPに入った。

 E190-E2とE195-E2は、現行のE190とE195の第2世代機で「E2シリーズ」(70席から130席クラス)に属する。

 メーカー標準の座席数はシートピッチが31インチの場合、E190-E2が1クラス仕様で106席、2クラス仕様で97席、E195-E2は1クラス132席、2クラス118席。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社製PW1900Gを搭載する。

 E190-E2は2019年の就航を目指す。

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Embraer [1]

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