JAL、7月から新仕様機の路線拡大　伊丹や函館、札幌へスカイネクスト就航

　日本航空（JAL/JL、9201）は6月17日、全クラスに本革シートを採用した国内線新仕様機「JAL SKY NEXT（JALスカイネクスト）」を、7月から羽田－伊丹線、函館線、8月から羽田－札幌線に順次投入することを明らかにした。

本革を採用したJALスカイネクストの普通席＝14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　スカイネクストは、ファーストクラスとクラスJ、普通席の全3クラスに本革シートを導入し、機内照明をLED化。普通席は薄型の新シートを導入することで、足もとスペースが最大5センチ広がった。

　2016年上期までにボーイング777-200型機を7機、777-300を9機、767-300/300ERを20機、737-800を41機の計77機を改修する計画で、年内は34機を見込む。

　改修初号機の777-200（登録番号JA007D）は、5月28日に羽田－福岡線へ就航。現在は1日3往復運航している。

　JALによると、伊丹線など7月以降の投入路線のスケジュールは、決定次第発表するという。

羽田－福岡線の運航スケジュール
羽田→福岡
JL303 羽田（07:25）→福岡（09:15）
JL315 羽田（12:25）→福岡（14:15）
JL325 羽田（17:25）→福岡（19:15）

福岡→羽田
JL310 福岡（10:00）→羽田（11:35）
JL320 福岡（15:00）→羽田（16:35）
JL332 福岡（20:00）→羽田（21:35）

関連リンク
JAL SKY NEXT

・手もとを照らして粛々と　写真特集・JALスカイネクストができるまで（14年6月5日）
・黒と赤のコントラストが印象的　写真特集・全クラス本革のJALスカイネクスト（14年5月28日）
・JAL、本革シートの国内線新仕様機　あすから福岡線就航（14年5月27日）