スイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)はこのほど、新たに開発した機内食の提供を始めた。スイス、ジュネーブの人気レストラン「ル・シャ・ボテ」(Le Chat-Botté)が協力したもので、長距離路線のファーストクラスとビジネスクラスで提供する。9月初旬まで。
提供するのは、2010年にミシュランガイドで星を獲得したドミニク・ゴーティエ氏の料理。ファーストクラスではアンズタケとピスタチオ、サマートリュフのクリーム、オリーブオイルとジャガイモのピューレ、グリーンアスパラガスを添えたレモンコンフィ風味のマトウダイのフィレへを提供。デザートには、ピスタチオのクランブルを添えたアプリコットとタイムのタルトを用意した。
ビジネスクラスでは、カニの瓶詰めマリネやエッグプラントキャビア、ズッキーニのグリルを添えた白身魚のタルタルを提供。メインは蜂蜜と生姜をからめたチキンシュプリーム、アンズタケとジャガイモを添えた牛フィレのグリルのどちらかを選択する。デザートには、ラベンダーのクリームを添えたラズベリーのコンポートを用意した。
ル・シャ・ボテはジュネーブのホテル、ボーリバージュにあるレストラン。シェフのゴーティエ氏はミシュランのほか、2009年には仏レストランガイド、ゴー・ミヨ(Gault Millau)誌で20点中18点を獲得し、クック・オブ・ザ・イヤーに表彰されている。