6月5日午前、日本航空(JAL/JL、9201)の重量管理システムで発生した障害は、午後5時ごろ復旧した。システム障害により174便が欠航し、約1万4000人に影響が出た。
重量管理システムは、貨物の搭載計画や機体の重量重心計算などを担うもの。障害は5日午前9時15分ごろ発生し、係員が手作業で重心計算などを行ったため出発準備に時間がかかり、羽田発着便を中心に国内線174便が欠航。国内線と国際線の多くの便で遅れが生じ、最大で宮崎発伊丹行きJL2434便が4時間17分遅れとなった。
JALによると、障害要因になったとみられるデータを削除したところ、システムが復旧したという。今後、詳細について調査を進めていく。
6日は国内線、国際線ともに通常運航を予定しているが、鹿児島発羽田行きJL1864便と福岡発宮崎行きJN3621便、福岡-松山線JN3591/3592便の計4便が機材繰りのため欠航する。
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