6月27日から成田-高松線など3路線を開設するLCC(低コスト航空会社)の春秋航空日本(SJO/IJ)は、拠点とする成田空港で第2ターミナルを使用する。
現在国内のLCCでは、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)とバニラエア(VNL/JW)で、機長不足による欠航が生じている。同社によると、現時点では運航計画に対する必要数は足りているという。
APJとVNLがエアバスA320型機を使用するのに対し、SJOは国内での就航機数が多いボーイング737-800型機を使用するため、人材確保は両社より順調なようだ。
SJOは成田-高松線、成田-広島線、成田-佐賀線の3路線を開設。737の座席数は189席となる。
使用する空港のうち、成田は事前に許可を受けなければ就航できない「混雑空港」に羽田と伊丹、関西とともに指定されている。5月13日には運輸審議会が「許可することが適当である」と答申している。
監督する国土交通省航空局(JCAB)では、SJOの経営状態は問題ないと判断しており、安全面などに問題がなければ予定通り就航する見通し。
運航スケジュール
成田-高松線
IJ611 成田(06:30)→高松(07:55)
IJ613 成田(11:50)→高松(13:15)
IJ612 高松(08:40)→成田(09:55)
IJ614 高松(14:10)→成田(15:25)
成田-広島線
IJ621 成田(06:55)→広島(08:35)
IJ623 成田(16:25)→広島(18:05)
IJ622 広島(09:20)→成田(10:50)
IJ624 広島(18:50)→成田(20:20)
成田-佐賀線
IJ601 成田(10:55)→佐賀(12:55)
IJ603 成田(16:55)→佐賀(18:55)
IJ602 佐賀(13:40)→成田(15:25)
IJ604 佐賀(19:40)→成田(21:25)
関連リンク
春秋航空日本